2009年7月17日金曜日

WALLEを見ました

殆ど台詞がないんですね、この映画。
それでいて表情一つで全てを理解させる。
チャップリンのサイレント映画を見るようで、
BGMも昔の曲を使っているのはそういう狙いも
あったのかなと思ってしまいました。
何よりロボットという無機質な物質を愛らしく描いて
いたのは特筆もの。愛の溢れる素晴らしい映画でした。
近年のディズニー映画の中ではトップクラスの
ストーリーです。
WALLEの一人暮らしでの唯一の友達が
皆が忌み嫌うゴキブリって言うのも皮肉たっぷりで
良かったです。キャプテンが退化した足で立ち上がる
様も、人類の二足歩行の再現でこれまた
皮肉たっぷり。いろいろ考えさせられる、
素晴らしい映画でした。
若干銀河鉄道999や手塚治虫の火の鳥に
似た様なストーリーもありましたが、まあ目をつぶりましょう。
良作です。

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